音の風に乗って タッチと音色の関係
MENU↓ [テキスト文字=開く] [ =マウスを乗せると閉じます。又は、プレビュー]
コメント(-)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |


お待たせしました!
ようやく セミナーの第2講座について更新します^^;

第2講座は 長谷川淳先生の
「ピアノの構造から見た正しいタッチ~演奏を生かすも殺すもタッチ次第」

ピアノの構造の特長から タッチを決める要素として
打鍵の強さ 重さ 速さ 深さ(pに関して) 高さ(fに関して) の 5大要素をあげられ
近代タッチの基本とその応用について 音色との関係を 演奏も交えながら 
わかりやすく説明して下さいました。

講座中 ピアノが自分の側に無いのが とても残念でしたよ~
試しながら聴きたい内容だったので。。


さて、ここに大まかにまとめてみたいと思います。

近代タッチとは
基本的に 指をやや曲げた状態で(要は脱力した時の手の形ですね) 
指の第3関節(付け根の関節)から そのまま打鍵する

・指の感覚の鋭い部分(指の先と腹の中間=私は子ども達に“指のおでこ”と言っています^^)
 が使えるので、デリケートなニュアンスが可能。

・出来るだけキイに指を近づけて打鍵することで、コントロールしやすくなる。

・キイからの反作用を防ぎ、エネルギーロスを最小にする


その応用として

☆ インナータッチ  
   (基本のタッチよりも 打鍵の際に自然にある程度上がる。
    それをキイの底を掴む感覚で指を引き込む。
    手首の位置は高め、指は少し丸まった感じ)
  = ポリーニやアシュケナージはこのタッチが基本    ・・・音の粒立ちと輝きが増す

☆ ルシアンカンタービレタッチ 
   (基本より更に指を伸ばし、指の腹で打鍵。)
  = ホロヴィッツ、コルトー、コブリン、ルイサダ   ・・・柔らかく良く響く音が出しやすい。

☆ ルシアンスピードタッチ 
   (手首を低め、指を上げ気味、指の腹ではたくように打鍵)
            ・・・乾いたクリアーな響き。
              打鍵も安定し、黒鍵が多いときには特に有効。

☆ ハーフスロータッチ
   (キイの底まで弾かないイメージ。フェルトの弾力を生かす)
             ・・・繊細で柔らかい音。
               伴奏に用いると、メロディとのコントラストが容易。

☆ ハーフスピードタッチ
   (やはりイメージがハーフタッチ。実際には底まで弾くことが多い)
           ・・・下部雑音が少なく、速い動きにも細やかなニュアンスがつけやすい。
             軽やかなパッセージに向く。
             指を伸ばせば印象派に、丸めればleggieroでクリアーな音に。

☆ ハイフィンガータッチ
             ・・・音は倍音を伴わずクリアーだが、上部雑音も下部雑音も伴うので、
               適度なメリハリも生まれる。古典に出てくる速い音階パッセージに。
               ロマン派以降でも、高速でleggieroが必要なときには応用できる。

☆ 垂直タッチ     ・・・最も良く響く、強大な音が必要なときに。

☆ 反動タッチ
    (指先を固めてキイの底を一瞬突くようにし、後は腕全体を素早く跳ね上げる)

☆ 重力タッチ 

  ・連続重力タッチ
    (連続して各音に上体の重みをかける感覚で。肘や手首は柔らかくして、
     車でいうサスペンションの役割を。)  ・・・レガートでたっぷり響かせる時に
  ・クイック重力タッチ
    (腰を一瞬浮かせるような感覚で瞬間的にキイに全体重を乗っける)
                          ・・・アタックの効いた強大で重厚な響き

☆ 手首や肘のアシストタッチ
     (打鍵と同時に手首の振動やスナップを補助的に使う)
                       ・・・より軽やかな、又は鋭い音を可能にする

その他には、

腕の放物線ジャンプ (手の形をしっかりさせて、腕で放物線を描くようにジャンプする)

2種類のオクターブの弾き方 (腕の付け根から移動する場合と、手首のスナップで移動
                  する場合、そして2種の複合)

連打 (指換えによるものと同じ指でのもの)  

などなど・・・
様々なタッチについて、詳しい資料と共に解説して頂きました。

まだまだ聴きたかったのですが やはり さっきも言った通り 
自分でピアノに触れ 試しながら聴きたかったです!


実際 タッチと音色の関係はピアノによっても変わります。

先の記事で話した通り レスポンスが各社全く違いますし 
ひとつひとつのピアノによっても違います。

自分のピアノでの タッチと音色の関係を あれこれと試してみるのも良い勉強になります。

ぜひ 皆さんも まずは いろんなタッチを試してみて 音色はどうか・・・と
そんな風に遊んでみることから 始めて下さいね♪


慎重に指を動かすこと そして 注意深く音色に耳を傾けること。。

それが 美しい音の基本ですから!



<<タッチと音色についての補足 | ホーム | 我が家のピアノ>>

comments
☆---
ピアノのタッチっていろいろあって難しいんですね(+_+)
息子のピアノの練習を見て注意していても、後で間違っていたりして・・・
(;^_^A アセアセ・・・

参考にしてみます
ありがとうございました。


【2008/05/27 23:49】 URL | めぐめぐ  #IhN77cS2[ 編集] |

☆-めぐめぐさんへ--
こうして並べると色々難しく感じてしまうかもしれませんが、実は手も指も人それぞれ。

決して素晴らしいピアニストが皆同じ手の形、指の形で弾いているわけではありません。

長谷川先生も仰っていましたが、要は“どんな音が出したいか”ということが大切なのですね^^

それが自分でわかるように指導してあげなくては!と、其処から身を引き締めた私です^^;

長谷川先生の研究は、自分のタッチを見つけるのにとても参考になる内容だと思います♪
それに・・・こういうことを知っていると、“自分が奏でる音の聴き方”が変わりますよね。

ぜひ参考にしてみて下さいね^^



【2008/05/29 18:49】 URL | まりこ #-[ 編集] |



please comment














管理者にだけ表示を許可する



trackback
trackback url

http://marikopiano.blog96.fc2.com/tb.php/93-212711a1


| ホーム |



skin by Dreamy

Entries         

Comments        

Trackbacks        

Category        

Link          

plugin_third       

[最近のコメント]

plugin_first        

plugin_second         

[プロフィール]

まりこピアノ

Author:まりこピアノ
ピアノの生徒さん達と
驚きと発見の日々を 楽しんでいる
主婦で 3児の母です♪

[メールはこちらから。。]

名前:
メール:
件名:
本文:






上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。