音の風に乗って 2008年05月
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先日の記事への補足です。

この講座は、中級の指導を対象にした講座でした。

指導者向けなので、ちょっと細かい内容になっていますし、
低年齢のお子さんだと余計に混乱してしまわないよう、伝えるのに工夫が必要だな、
と思いました。

何より、曲やフレーズに合った表現があるので、
“出したい音色に応じてタッチを考えていく”・・・ということが必要ですね。

それは講師が決めるのではなく、生徒さん自身が選んでいくことが出来るのが理想。

その為にも、“自分なりの”様々なタッチと音を研究することが大切だと思います。
答えはひとつではありませんから^^

長谷川先生も最後に仰っていましたが、タッチや一音一音に拘り過ぎて流れや
表現したいことが疎かになっては元も子もないのです。

何より一番大切なのは、曲を楽しみ、歌い、心から感じるものを表現すること。
そのための手段として、色々知っておく、ということですね^^

あまり深く考え過ぎて、手段が目的にならないように気をつけたいものです♪

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お待たせしました!
ようやく セミナーの第2講座について更新します^^;

第2講座は 長谷川淳先生の
「ピアノの構造から見た正しいタッチ~演奏を生かすも殺すもタッチ次第」

ピアノの構造の特長から タッチを決める要素として
打鍵の強さ 重さ 速さ 深さ(pに関して) 高さ(fに関して) の 5大要素をあげられ
近代タッチの基本とその応用について 音色との関係を 演奏も交えながら 
わかりやすく説明して下さいました。

講座中 ピアノが自分の側に無いのが とても残念でしたよ~
試しながら聴きたい内容だったので。。


さて、ここに大まかにまとめてみたいと思います。

近代タッチとは
基本的に 指をやや曲げた状態で(要は脱力した時の手の形ですね) 
指の第3関節(付け根の関節)から そのまま打鍵する

・指の感覚の鋭い部分(指の先と腹の中間=私は子ども達に“指のおでこ”と言っています^^)
 が使えるので、デリケートなニュアンスが可能。

・出来るだけキイに指を近づけて打鍵することで、コントロールしやすくなる。

・キイからの反作用を防ぎ、エネルギーロスを最小にする


その応用として

☆ インナータッチ  
   (基本のタッチよりも 打鍵の際に自然にある程度上がる。
    それをキイの底を掴む感覚で指を引き込む。
    手首の位置は高め、指は少し丸まった感じ)
  = ポリーニやアシュケナージはこのタッチが基本    ・・・音の粒立ちと輝きが増す

☆ ルシアンカンタービレタッチ 
   (基本より更に指を伸ばし、指の腹で打鍵。)
  = ホロヴィッツ、コルトー、コブリン、ルイサダ   ・・・柔らかく良く響く音が出しやすい。

☆ ルシアンスピードタッチ 
   (手首を低め、指を上げ気味、指の腹ではたくように打鍵)
            ・・・乾いたクリアーな響き。
              打鍵も安定し、黒鍵が多いときには特に有効。

☆ ハーフスロータッチ
   (キイの底まで弾かないイメージ。フェルトの弾力を生かす)
             ・・・繊細で柔らかい音。
               伴奏に用いると、メロディとのコントラストが容易。

☆ ハーフスピードタッチ
   (やはりイメージがハーフタッチ。実際には底まで弾くことが多い)
           ・・・下部雑音が少なく、速い動きにも細やかなニュアンスがつけやすい。
             軽やかなパッセージに向く。
             指を伸ばせば印象派に、丸めればleggieroでクリアーな音に。

☆ ハイフィンガータッチ
             ・・・音は倍音を伴わずクリアーだが、上部雑音も下部雑音も伴うので、
               適度なメリハリも生まれる。古典に出てくる速い音階パッセージに。
               ロマン派以降でも、高速でleggieroが必要なときには応用できる。

☆ 垂直タッチ     ・・・最も良く響く、強大な音が必要なときに。

☆ 反動タッチ
    (指先を固めてキイの底を一瞬突くようにし、後は腕全体を素早く跳ね上げる)

☆ 重力タッチ 

  ・連続重力タッチ
    (連続して各音に上体の重みをかける感覚で。肘や手首は柔らかくして、
     車でいうサスペンションの役割を。)  ・・・レガートでたっぷり響かせる時に
  ・クイック重力タッチ
    (腰を一瞬浮かせるような感覚で瞬間的にキイに全体重を乗っける)
                          ・・・アタックの効いた強大で重厚な響き

☆ 手首や肘のアシストタッチ
     (打鍵と同時に手首の振動やスナップを補助的に使う)
                       ・・・より軽やかな、又は鋭い音を可能にする

その他には、

腕の放物線ジャンプ (手の形をしっかりさせて、腕で放物線を描くようにジャンプする)

2種類のオクターブの弾き方 (腕の付け根から移動する場合と、手首のスナップで移動
                  する場合、そして2種の複合)

連打 (指換えによるものと同じ指でのもの)  

などなど・・・
様々なタッチについて、詳しい資料と共に解説して頂きました。

まだまだ聴きたかったのですが やはり さっきも言った通り 
自分でピアノに触れ 試しながら聴きたかったです!


実際 タッチと音色の関係はピアノによっても変わります。

先の記事で話した通り レスポンスが各社全く違いますし 
ひとつひとつのピアノによっても違います。

自分のピアノでの タッチと音色の関係を あれこれと試してみるのも良い勉強になります。

ぜひ 皆さんも まずは いろんなタッチを試してみて 音色はどうか・・・と
そんな風に遊んでみることから 始めて下さいね♪


慎重に指を動かすこと そして 注意深く音色に耳を傾けること。。

それが 美しい音の基本ですから!



ちょっと前になりますが 

いつもお世話になっている 島村楽器八千代店で
ピアノの試弾会があり

スタインウェイ2種、ボストン、ディアパソン2種(ひとつは大橋デザインの限定品)、ヤマハの
グランドピアノを ホールにて わが子達と一緒に弾いてきました。


その時 改めて思ったんですよね。

ディアパソン 特に大橋デザインのものは 
響きが とてもクリアで明るく しかも タッチと音色のレスポンスも良い

あまり広くない空間で弾くには 最高かも! と。。^^


もちろん こういうのは 好みに大きく左右されるので
やっぱり私は ディアパソンが好きなんだな と再確認しました♪


実は

我が家のピアノは 1982年製の ディアパソン 180E特注 (大橋デザイン)

年代物ですよ~ 私がまだ中学生の時に付き合い始めたものですから。


ディアパソンは ベヒシュタインと同じ 総一本張りという 
職人さんの手の掛かる造りをしているのですが 

浜松楽器創業者の大橋幡岩さんが 
採算を度外視して理想のピアノを求め続けたブランド “ディアパソン”

そのコンセプトは 「純粋な中立音」

企業の存続が困難になってから 河合楽器に吸収合併されましたが
それからも ディアパソンブランドだけは 別製造で 
大橋さんの職人魂を受け継ぎ 造られているそうです。



私のピアノは やはり 年代物なので
そろそろ 弦やハンマーなど 取り替える時期も近いのですが・・・

それでも ずっと大切に使い続けていきたい! と思いました。


ディアパソンの歴史について 詳しいことは コチラ → ピアノファクトリー

ディアパソン公式HPは コチラ →ディアパソン



皆様も ぜひ試弾会があれば 出向いて下さいね!

いろんな音を比べる という経験は とても良い勉強になりますよ♪


此処数ヶ月 本当に目が回るほどの忙しさで
なかなか更新できないままで すみません。。

先日 意を決して ピティナの講座の続きを長々と打ち込んでいたら
急にバックしてしまい 全部消えてしまいました!!
忙しい時に睡眠1時間を削ってやっていたのに 全部無駄・・・大ショックです (T_T)

今後は ワードで作ってコピペしよう と心に決めた私でした・・・

といいながら 今日は直接更新していますが・・・^^;


さて

厳しい言葉を掛けた後のレッスンですが

どの子も 皆 すばらしい練習内容に変化していました! 


毎日の練習量が 格段増えた子
アドバイスした部分を しっかり克服してきた子

皆 生き生きとした眼で 「頑張ったんだよ~!」「いっぱい練習してきた!」と
レッスンの時に 自慢気 (^-^)


そりゃ もう いーーーーっぱい 褒めちぎっておきました♪


努力をし 自信を持って臨めること

そして それに対して しっかり評価して貰えること


そういう経験になって 良かった^^

これからも 時にはやる気の無い時期も やってくるのでしょうが
こういう経験の積み重ねから 「やれば出来る自分」に対する自信を
確かにしていってくれたらいいな と思います。


とにかく 

子ども達の真剣な努力をいっぱい褒めてあげられる結果になって
とーっても安心しました♪

良かったぁ(^-^)


流石は 私の生徒さん達です   ← 親ばか ならぬ 先生ばか?(笑)





先週の日曜日は ピティナ・ピアノ指導セミナーvol.35 を 全講座 聴講して参りました♪

ピティナ・ピアノ指導セミナーに出席するのは 久し振り♪

ぜひ聴きたい! という内容だったので 主人に休みを取って貰って 末息子を看ていて貰い
新大塚まで行ってきました。

久し振りに 一日中講堂の椅子に座っていたら
腰が痛くなりました・・・情けない(>_<)


さて 内容ですが・・・どの講座も 発見や確信の連続!

頷くことばかりで 本当に“聴いて良かった!”と感じる講座でした。


まず、第1講座の石井なをみ先生のお話では、
中級の生徒さん達に実際に何を伝えていくべきか、そのポイントが よくわかりました。

私なりにまとめると。。

 「課題を 自分で試行錯誤しながら見つけられると やる気も生まれる。
  曲の良さを発見し、自分の課題を見つけ、練習して上手く出来たら達成感がある。
 
  だからこそ 講師は teaching の部分が多い初級から 年齢が上がると共に
  徐々にcoachingの部分を増やすべき。
  
  教えることは学ぶこと。Let's study together!」

 「曲を弾く為に

   頭では

     ・・・構成の理解(段落、フレーズはいくつ?和声進行の面白いところはどこ?等)
       
       どんな音が必要?(ここはどんなフォルテが良いか、等、具体的な言葉で
                   説明させて、はっきりしたイメージを持たせる。)
   手では

     ・・・どういう風に~6つの関節(又は腰を入れて7つ)の何処を使って弾くのか、
       また、重みとスピードの兼ね合いをどうするか、音を出す前にイメージしつつ、
       ゆっくり弾く練習をする。                                 」

 「音をイメージする為には 良い音を知ることが大切。
   その為に、同じ曲を聴き比べられる コンクールを聴きに行ったり、
   一流のピアニストの演奏会に行くことも大切」

 「読譜は大譜表で読めるように。無理な時だけ右と左に分けて読む。

  読譜と同時に暗譜 が理想。」

 「4期は楽器の進化に影響を受けている。弾き分けはそれぞれの時代を学ぶことから。」

 「メカニック(運動能力)とテクニックの両方が必要。
  (指が動かないのに重さを乗せて弾くと 指が松葉杖のようになってしまう。) 
  
  最初の頃に指の形をしっかり教えること が大切。」
  
  ツェルニーはメカニックの宝庫(具体的な説明と共に講義なさいました。)」

 「脱力からの6つの関節(腰を入れると7つ)の使い分け(具体的に講義あり)
   (6つの関節とは・・・指の第1関節、第2関節、第3関節、手首、肘、肩)」

 「ライグラフ教授のメソードより どんなタッチがどんな音色を作るか。(12つの例)」

 「どこでどのテクニックを使って弾くかは 自分で決める = 自分の演奏に
   (同じフレーズは同じに弾かないように)  」


・・・ざっと こんな内容でした。

どれもこれも素晴らしい! 流石、優秀な生徒さん達を育てている先生ですよね~。

とても内容が具体的で、特にメカニックとテクニックの部分はとてもよくわかりましたし、
自分の今後のレッスンでも試したいことが沢山頭に浮かんできました!
(ここで楽譜を見ながらご説明出来ないのが残念な位です。。)


私も 皆さんに 「自分の演奏」をして頂く為に しっかり“coaching”していきたいです!


・・・長くなってしまうので、 第2講座と第3講座については後日に。。








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[プロフィール]

まりこピアノ

Author:まりこピアノ
ピアノの生徒さん達と
驚きと発見の日々を 楽しんでいる
主婦で 3児の母です♪

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