音の風に乗って 美しく奏でる為に
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脱力についての講座の内容を ずっとアップ出来なくてすみません!

ピティナの指導講座の第3講座のことです・・・何日経ったと思ってるの!ですよね~。。(- -;)


脱力については 川染雅嗣先生の講座でした。

先生も お若い頃にとても苦労をされたようで
大学の時は 脱力だけを散々練習なさった期間があったとか。。


まず 私が随分前に恩師に教わった脱力体操と同じものを ご紹介下さいました。

① 立って姿勢を整え 腕を肩の高さまで水平に上げます。
  (前でも横でも可。私は恩師のところで いつも横に腕を上げていました。)

② 指の付け根から先 の 力 だけ 抜きます。

③ 手首から先 の 力 だけ 抜きます。

④ (横に腕を上げた場合のみ) 肘から先 の 力 を 抜きます。
  (肩から肘は床と水平、肘からは直角に折れてブラブラの状態)

⑤ 肩から先の力を抜き 自然に腕がパタンと降りるに任せます。


これは 力の抜き方を実感するのに効果的だと思います。

習得には個人差があり、1ヶ月や2ヶ月の練習ではなかなか出来ないこともありますが、
とにかく継続し続けることですね!


もうひとつは 落下の運動です。

それは 先生がポーランドに留学なさった時に教えを受けたギェルジョード教授に
嫌というほどさせられた練習だそうです。

① ピアノの前に座り 親指でCの音を弾くような形になる

② その手のフォームを崩さずに 腕を肩の高さまで上げる (肘から全部持ち上げる)

③ 鍵盤に向かって 落下させる

④ バネのように2、3回上下動した後と止まったら 運動を始める前の状態に戻る


熟練してくれば 和音で行い 徐々に音域を拡大してオクターブまで拡げます。
片手ずつ練習し、両手に発展させます。


以上のふたつを 実践を含めてご指導頂きました。


これが何よりわかりやすいのは 実際にやってみせることなのですが・・・

此処ではそれは出来ないので
川染雅嗣先生の著書 『明解ピアノ上達法』 の中の写真を見て頂くと良いかと思います。


私も講座の折に購入したのですが、

姿勢と身体の各部分の使い方、レガート奏法はどうすればできるか、
脱力、基本音型(スケール、アルペッジョ、同音連打、アルベルティバス)について、
ペダルの構造について・・・の基礎編と、

チェルニー50番、ショパンのエチュード、バッハ、ベートーヴェンのソナタについて、
ペダルの使いこなし方について、暗譜の仕方、楽譜の選び方について・・・の実践編、

そして 付章として 主な作曲家のプロフィールまで載っていて
とても 実践に直結した本です。


機会があれば ぜひご覧になって下さいね。



脱力については 本当に難しいですが
とにかく 根気よく 諦めずに繰り返し練習することです!

生徒さん達が 心地良い美しい音色を奏でられるように
私も もっともっと 根気よく指導していきたいと思っています♪

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お待たせしました!
ようやく セミナーの第2講座について更新します^^;

第2講座は 長谷川淳先生の
「ピアノの構造から見た正しいタッチ~演奏を生かすも殺すもタッチ次第」

ピアノの構造の特長から タッチを決める要素として
打鍵の強さ 重さ 速さ 深さ(pに関して) 高さ(fに関して) の 5大要素をあげられ
近代タッチの基本とその応用について 音色との関係を 演奏も交えながら 
わかりやすく説明して下さいました。

講座中 ピアノが自分の側に無いのが とても残念でしたよ~
試しながら聴きたい内容だったので。。


さて、ここに大まかにまとめてみたいと思います。

近代タッチとは
基本的に 指をやや曲げた状態で(要は脱力した時の手の形ですね) 
指の第3関節(付け根の関節)から そのまま打鍵する

・指の感覚の鋭い部分(指の先と腹の中間=私は子ども達に“指のおでこ”と言っています^^)
 が使えるので、デリケートなニュアンスが可能。

・出来るだけキイに指を近づけて打鍵することで、コントロールしやすくなる。

・キイからの反作用を防ぎ、エネルギーロスを最小にする


その応用として

☆ インナータッチ  
   (基本のタッチよりも 打鍵の際に自然にある程度上がる。
    それをキイの底を掴む感覚で指を引き込む。
    手首の位置は高め、指は少し丸まった感じ)
  = ポリーニやアシュケナージはこのタッチが基本    ・・・音の粒立ちと輝きが増す

☆ ルシアンカンタービレタッチ 
   (基本より更に指を伸ばし、指の腹で打鍵。)
  = ホロヴィッツ、コルトー、コブリン、ルイサダ   ・・・柔らかく良く響く音が出しやすい。

☆ ルシアンスピードタッチ 
   (手首を低め、指を上げ気味、指の腹ではたくように打鍵)
            ・・・乾いたクリアーな響き。
              打鍵も安定し、黒鍵が多いときには特に有効。

☆ ハーフスロータッチ
   (キイの底まで弾かないイメージ。フェルトの弾力を生かす)
             ・・・繊細で柔らかい音。
               伴奏に用いると、メロディとのコントラストが容易。

☆ ハーフスピードタッチ
   (やはりイメージがハーフタッチ。実際には底まで弾くことが多い)
           ・・・下部雑音が少なく、速い動きにも細やかなニュアンスがつけやすい。
             軽やかなパッセージに向く。
             指を伸ばせば印象派に、丸めればleggieroでクリアーな音に。

☆ ハイフィンガータッチ
             ・・・音は倍音を伴わずクリアーだが、上部雑音も下部雑音も伴うので、
               適度なメリハリも生まれる。古典に出てくる速い音階パッセージに。
               ロマン派以降でも、高速でleggieroが必要なときには応用できる。

☆ 垂直タッチ     ・・・最も良く響く、強大な音が必要なときに。

☆ 反動タッチ
    (指先を固めてキイの底を一瞬突くようにし、後は腕全体を素早く跳ね上げる)

☆ 重力タッチ 

  ・連続重力タッチ
    (連続して各音に上体の重みをかける感覚で。肘や手首は柔らかくして、
     車でいうサスペンションの役割を。)  ・・・レガートでたっぷり響かせる時に
  ・クイック重力タッチ
    (腰を一瞬浮かせるような感覚で瞬間的にキイに全体重を乗っける)
                          ・・・アタックの効いた強大で重厚な響き

☆ 手首や肘のアシストタッチ
     (打鍵と同時に手首の振動やスナップを補助的に使う)
                       ・・・より軽やかな、又は鋭い音を可能にする

その他には、

腕の放物線ジャンプ (手の形をしっかりさせて、腕で放物線を描くようにジャンプする)

2種類のオクターブの弾き方 (腕の付け根から移動する場合と、手首のスナップで移動
                  する場合、そして2種の複合)

連打 (指換えによるものと同じ指でのもの)  

などなど・・・
様々なタッチについて、詳しい資料と共に解説して頂きました。

まだまだ聴きたかったのですが やはり さっきも言った通り 
自分でピアノに触れ 試しながら聴きたかったです!


実際 タッチと音色の関係はピアノによっても変わります。

先の記事で話した通り レスポンスが各社全く違いますし 
ひとつひとつのピアノによっても違います。

自分のピアノでの タッチと音色の関係を あれこれと試してみるのも良い勉強になります。

ぜひ 皆さんも まずは いろんなタッチを試してみて 音色はどうか・・・と
そんな風に遊んでみることから 始めて下さいね♪


慎重に指を動かすこと そして 注意深く音色に耳を傾けること。。

それが 美しい音の基本ですから!



先週の日曜日は ピティナ・ピアノ指導セミナーvol.35 を 全講座 聴講して参りました♪

ピティナ・ピアノ指導セミナーに出席するのは 久し振り♪

ぜひ聴きたい! という内容だったので 主人に休みを取って貰って 末息子を看ていて貰い
新大塚まで行ってきました。

久し振りに 一日中講堂の椅子に座っていたら
腰が痛くなりました・・・情けない(>_<)


さて 内容ですが・・・どの講座も 発見や確信の連続!

頷くことばかりで 本当に“聴いて良かった!”と感じる講座でした。


まず、第1講座の石井なをみ先生のお話では、
中級の生徒さん達に実際に何を伝えていくべきか、そのポイントが よくわかりました。

私なりにまとめると。。

 「課題を 自分で試行錯誤しながら見つけられると やる気も生まれる。
  曲の良さを発見し、自分の課題を見つけ、練習して上手く出来たら達成感がある。
 
  だからこそ 講師は teaching の部分が多い初級から 年齢が上がると共に
  徐々にcoachingの部分を増やすべき。
  
  教えることは学ぶこと。Let's study together!」

 「曲を弾く為に

   頭では

     ・・・構成の理解(段落、フレーズはいくつ?和声進行の面白いところはどこ?等)
       
       どんな音が必要?(ここはどんなフォルテが良いか、等、具体的な言葉で
                   説明させて、はっきりしたイメージを持たせる。)
   手では

     ・・・どういう風に~6つの関節(又は腰を入れて7つ)の何処を使って弾くのか、
       また、重みとスピードの兼ね合いをどうするか、音を出す前にイメージしつつ、
       ゆっくり弾く練習をする。                                 」

 「音をイメージする為には 良い音を知ることが大切。
   その為に、同じ曲を聴き比べられる コンクールを聴きに行ったり、
   一流のピアニストの演奏会に行くことも大切」

 「読譜は大譜表で読めるように。無理な時だけ右と左に分けて読む。

  読譜と同時に暗譜 が理想。」

 「4期は楽器の進化に影響を受けている。弾き分けはそれぞれの時代を学ぶことから。」

 「メカニック(運動能力)とテクニックの両方が必要。
  (指が動かないのに重さを乗せて弾くと 指が松葉杖のようになってしまう。) 
  
  最初の頃に指の形をしっかり教えること が大切。」
  
  ツェルニーはメカニックの宝庫(具体的な説明と共に講義なさいました。)」

 「脱力からの6つの関節(腰を入れると7つ)の使い分け(具体的に講義あり)
   (6つの関節とは・・・指の第1関節、第2関節、第3関節、手首、肘、肩)」

 「ライグラフ教授のメソードより どんなタッチがどんな音色を作るか。(12つの例)」

 「どこでどのテクニックを使って弾くかは 自分で決める = 自分の演奏に
   (同じフレーズは同じに弾かないように)  」


・・・ざっと こんな内容でした。

どれもこれも素晴らしい! 流石、優秀な生徒さん達を育てている先生ですよね~。

とても内容が具体的で、特にメカニックとテクニックの部分はとてもよくわかりましたし、
自分の今後のレッスンでも試したいことが沢山頭に浮かんできました!
(ここで楽譜を見ながらご説明出来ないのが残念な位です。。)


私も 皆さんに 「自分の演奏」をして頂く為に しっかり“coaching”していきたいです!


・・・長くなってしまうので、 第2講座と第3講座については後日に。。




前の記事で取り上げた まりはんさんの生徒さんは 
なんとか音が繋がるようになったそうです。
きっと前回の先生のご指導によって 理解なさっていたのでしょうね。
良かったです♪


さて、折角レガートについてのお話が上がりましたので、
今回は 本格的なレガート奏についてのお話を少し。。

レガート・・・というと 音を切らないで弾く ということですが
「音を切らない」 って どういうことでしょう?

前回私が書いた指導法や練習法は
「導入期に伝える必要のあるレガート」 という枠を出ないもの。

本当に 音が ぱつんぱつん と切れてしまう場合のことです。


次によく壁に当たるのは
音を切っているわけではないのに レガートに聞こえない・・・というもの。。

そうなると 蓋の上で・・・というわけにはいきませんね。

音をしっかり聴き 響きを確認しながら 
指の入れ替えの動きもゆっくり確認・・・という練習が必要になってきます。

鳴らした音と次の音が途切れないように
先に打鍵した支えの指を上げながら 次に打鍵する指を下ろしていき重心を移す
・・・というような練習をするのも良いと思います。


もちろん フレーズの流れを感じて弾くこと
流れる為にデュナーミク(強弱)を変化させたり・・・ と
色々な要素が レガート には関わってきます。


ピアノは 半音ずつしか上下できません。
そして 打鍵した音は どんどん減衰してしまいます。

それを繋がっているように弾くのですから
よぉく音を聴いて そのイメージに近づけることが大切。


此処でも とにかく大切なのは
「自分が奏でている音を聴く」 ということ。

これを無くしては 良い演奏は有り得ません!

ぜひ おうちでの練習も 良く音を聴いて下さいね!




・・・と言いながら。。



・・・我が家のレッスン現場では。。

・・・腕白な末の息子のお蔭で 音を聴ける環境に無いことも多く。。

なんとも ストレスフル!!

(生徒さん達・・・ほんとにごめんなさい。。)

早く防音室を作らなくては・・・と日に日に焦りが出ています。。


はぁ~。。








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[プロフィール]

まりこピアノ

Author:まりこピアノ
ピアノの生徒さん達と
驚きと発見の日々を 楽しんでいる
主婦で 3児の母です♪

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